四街道すくすく こどもクリニック

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四街道すくすく こどもクリニック
眞山 義民 先生
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    この度は、独立開業誠におめでとうございます。開業初日から順調に患者様が来院され、お手伝いしました私どもも嬉しく思います。ここで改めて、先生がドクターを志したきっかけや動機を教えて頂けますか?
    きっかけとしては親の影響が大きいと思います。両親ともに、人の役に立ちたいという思いを強く持っている人です。私自身も、そうありたいと思って選んだと記憶しています。
    注)眞山先生のお父様もドクターとしてご活躍されています。
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    では、開業を考え始めたのはいつ頃からだったのしょうか?開業を意識されるきっかけのようなものはありましたか?
    医師となってから病院勤務を続け、定年まで勤め上げる気でおりました。しかし、勤務を続けていく中で、色々なことを感じ、考えるようになりました。例えば、周囲の種々の環境が人の在り方に影響すること、また環境はこうであってほしいという方向性と情熱があれば、ある程度は変化させられるだろう、とかですね。医師の勤務形態は、勤務医と開業医に大別されると思います。開業医になるということは、小さい規模ですが独立事業主になり、リーダーとして組織の方向性を決める立場になれます。そうしたことを考えて、約3年前に開業を決めました。
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    かなりご検討されていたかと思いますが、開業場所を弊社プロデュースの建物(千葉県四街道市の駅前)にご決断された理由をお聞かせください。
    私自身四街道に住んでおり、街の雰囲気が好きなんです。そんな中、Kudo カンパニーさんの新築建物の予定を聞くご縁がありました。場所も良く、また入らせていただく際の条件や建築の実績も良かったので、最後は迷いなく決断しました。
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    ありがとうございます。私どもも眞山先生とご縁が結べ、とても幸運だったと改めて思います。
    その後内装プランニングをお打ち合わせする際には、玄人裸足のレイアウトを何案もいただき、とても驚きました。ご自身のクリニックへのお考えや、思い入れのある部分などをお聞かせください。
    私の場合、借りさせていただく物件が決まってから、設計内装を打ち合わせる時間が1年近くありました。今思えば、とても幸運だったと思います。じっくりと検討する時間がもらえたのですから。開業前に、仕事をする建物も人に大きく影響を与える環境の一部だと思い、良い環境としての設計内装のあり方を考えました。一度建ってしまうともう変えられませんから、最初の見立てが肝心です。
    勤務スタッフがそれぞれ働きやすく過ごしやすく、また来院されるお子さまや保護者さまが快適に感じられるようにするには、どのような形が良いのか。スペースや予算は有限ですが、やるからにはベストを尽くしたいと思い、ラフですが素人設計をしてみました。私は凝り性なのでたくさん試行錯誤を行いまして、Kudo カンパニーさんとは数多くやり取りをさせていただきました。きっとかなり面倒なクライアントだったのではないかと思いますが、丁寧にお付き合いいただいて、有り難かったですね。最終的に私の希望をほぼすべて実装した素敵なものに仕上げていただいて、とても感謝しています。
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    眞山先生は、プランの当初よりご自身の方針をしっかり持たれていましたので、だからこそ緻密なプランが考えられるのだと思います。また、「何を優先するか」のご判断がとても早かった印象があります。
    例えば、院内のスタッフルームを大きく採られ、独立したロッカールームまで備えていますが、私どもは、バックヤードですから少し縮められてはと進言したことがあります。しかしその場で先生は「スタッフの働きやすさや居心地が大事なので、そこは譲れない」と即答されていました。
    院内の環境にはかなり心を配りました。職場でスタッフは仕事をしますが、直接には仕事ともいえない要素も大切にして欲しい、また、仕事と非仕事とをはっきり区別するのは良くない面もあるのではないか、と思っています。私は料理を作ることが好きで、時間が許せば時々スタッフルームに備え付けてあるキッチンで料理を作るのですが、スタッフの皆さんにも作っていただいています。作りたての料理、また野菜やスープなどヘルシーなものを食せることは好評ですね。生活習慣病予防、コミュニケーション促進、ストレス緩和など複合的に役立ちます。また、当院ではハウスキーピング能力があること、ないしはその気があることは採用条件かもしれません。セルフマネジメントがある程度できていれば、治療内容以外にも非言語的な形で患者さん達に良いメッセージが届けられるのではないかと思っています。
  • 病院のお勤めをされながらの開業準備は、さぞお忙しかったかと思います。その中でも特に印象深かったことを教えていただけますか。
    一番印象に残っているのは、開業直前の1 か月ですね。その前までは比較的ゆったりと検討できたのですが、行政への登録書類の提出や、協力業者との調整・契約、スタッフとの打ち合わせなど色々なことが集中し、本当に大変でした。
  • 内装工事の着工前に、新型コロナの影響で混乱がおきたことで、先生もご関係者さまも大変だったかと思います。開業時期の延期も検討されていましたが、強いご意思をもってご開業されました。いまだ予断を許せない状況が続いていますが、感染症への姿勢や心構えがあればお聞かせください。
    新型コロナウイルス感染症は、大災害のようなものだと思います。当院は保険医療を担う立場ですので、小児科クリニックとして可能な対応をしていきます。感染症に限定しない話になりますが、必要とされているものを見出し、それを提供できるシステムを整備し、適切な形で提供する。これがどの業種でも必要とされることだと思っています。それを続けていきたいと思っています。
  • 仕上がったクリニックの印象はいかがですか。気に入っている部分や、使ってみて良かったところがあれば教えていただけますか。
    申し分ないです。設計から細部にわたって、色々とわがままを聞いていただいて、良く仕上げていただいて感謝しています。
  • ありがとうございます。内装もサイン表記も親しみやすさがありながら、スッキリシンプルな印象になりましたね。
    色々なものがごちゃごちゃとあればあるほど、人の頭の中ではより多くの情報処理が自動的になされるものだと思います。多すぎると情報処理は過剰となり、感受性が鈍麻したり、ストレスの一因となったりするのではないでしょうか。柔らかい印象でスッキリシンプルにすると、結果としてスタッフが患者さんの対応に集中できたり、患者さんが落ち着けたり、良い効果があると考えています。
    ただし、殺風景に感じてしまうレベルになると不安感を助長してしまうかもしれず、適度な範囲はありますね。
  • クリニックが入っている建物(J.H ビル)は、計画の早い段階で眞山先生のクリニックが入ることを想定し、感染症対策にエレベータを階層ごとに分けるなど工夫を凝らしています。建物自体の印象はいかがですか。
    Kudo カンパニーさんの建物は、独特なスタイルがありますね。装飾はきれいですし、風格やゆとりが感じられて素敵だと思います。当院は小児科クリニックですので、感染症があるお子さまもいらっしゃいます。2 階にある当院専用のエレベーターを設置していただけたのは、とてもありがたかったです。
  • 実際にエレベーターを複数設ける計画は、感染症が世間で騒がれる前に始まったのですが、今となっては有効な対策になっていると思います。
    新しい環境でスタートされた今、改めて先生の思う理想の医療や、お考えの方針をお聞かせください。
    理想なんて御大層なものではないですが、良い環境を作っていきたいと思っています。職場環境もそうですが、人の関係性、地域環境などですね。
    必ずしも医療に限定せず、広い視野で貢献できれば良いなと思っています。
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眞山先生は、常日頃より職場の環境や良い雰囲気づくりをとても大事にされており、医療に限らずたくさんのことに目を向けられていました。
このインタビューで、先生のお人柄が伝われば幸いです。
眞山先生、ご多忙の中インタビューにご協力頂きありがとうございます。貴院の益々のご盛業を心よりお祈りいたします。 https://sukusuku-kodomo-clinic.com/
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