アリス耳鼻咽喉科

事業背景

病院開業の実例:アリス耳鼻咽喉科
千葉県美浜区の医療モール「ワンダーランド」内の医療テナントとして、建物と同時期に計画されました。院長先生は、耳鼻科診療のガイドライン制作などを歴任されたご経験があり、ご自身の診療スタイルや方針を明確に持たれています。そのため、各医療機器のデモンストレーションや選定打ち合わせをはじめ、機器洗浄のための流しの大きさや数まで、細かな打ち合わせを重ねながらプランを進めていきました。

課題

  • ドクターならびにスタッフの動きやすさ、使いやすさを十分考慮すること。特に繁忙期の耳鼻咽喉科は診療効率の良さが求められる。
  • 子供から大人までが親しみやすい内装デザインにしたい。

提案

  • 病院開業の実例:アリス耳鼻咽喉科
    まず、患者さまを効率良く診療するために、ドクターの側に医療クラークを配置し、主な所見、処置内容、カルテ記入等はクラークが行うこととなりました。そこで診療エリアにゆとりを設けることで、常に2、3人が作業できるようにしました。また内視鏡洗浄機と流しの位置や、オージオブース内のレイアウトなどを細かくシミュレートしながら配置していきました。
    患者さまの動線については、中待合からドアを開け診察室に入り、そのまま左に小回りして中待合に戻るレイアウトとしました。その際、患者さまの荷物と衣類はキャスター付きのワゴンに置き、そのまま患者さまとともに移動することとなりました。X線機器やオージオブースなども動線付近に集中してまとめる設計とし、患者さまとスタッフ両方の使い勝手を考慮しました。
  • 病院開業の実例:アリス耳鼻咽喉科
    クリニック名は、医療法人の理事長が「不思議の国のアリス」に思い入れがあることから、アリス耳鼻咽喉科となりました。内装のイメージはパステルカラーとすることで、お子さまも入りやすいイメージとしました。
  • 病院開業の実例:アリス耳鼻咽喉科
    クリニックの頭文字「A」をカリグラフィー風に図案化したロゴタイプ。
効果
建物のグランドオープンに併せて開業し、当時はやや穏やかなすべり出しでしたが、現在では、当日のネット予約では受診できなくなる場合もあるほどの盛業となりました。
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