【診療科目別】「耳鼻咽喉科」の計画について

医療・介護に特化した総合ディベロップメントを行うKudoカンパニーです。今回は、耳鼻咽喉科の計画について、

間取りの大きさや気を付けるべきポイントをお伝えします。今後のご参考になれば幸いです。

 

【耳鼻咽喉科の特徴とは?】
他の診療科目にくらべ、患者数が多い」これに尽きるかと思います。耳・鼻・喉のほかに口腔内の病気も扱います。

風邪やインフルエンザなどの感染症も多く、鼻や喉からくる風邪の場合は、一般の内科さんより多く患者さんが来ら

れる場合もあるかと思います。更に花粉症の季節は、非常に多くの患者さんを診なければなりません。よって医師の

診療動線や、脇を固めるスタッフさんの位置や動きかたを効率化することが特に重要かと考えます。

 

待合室:適宜
インターネットの普及と感染症リスク低減の観点から、予約制を採用しているクリニックが増えています。その場合の

待合室はコンパクトになる傾向にありますが、もともとの患者数が多めの耳鼻咽喉科の場合、待合室は比較的広めに

設定する場合が多いです。

窓について:昨今の新型コロナウイルス感染症対策として、待合室の換気はこれまで以上に重要になりました。機械

換気でも機能は満たせますが、待合室に大型の窓を設けることにより、患者様に対しても対策していることを周知でき

ますので、当社はそちらをお勧めしています。

テレビ:大型化、薄型化の傾向が著しく、更に値段もこなれてきていることから大きめを採用される先生が増えています。

 

中待合:待合室の1/4~1/3程度の広さ
多くの場合、診療が近づいた患者さんとネブライザー待ちの患者さんの待機スペースとして使用されます。よって、診察室

やネブライザースペースに隣接して配置されます。

 

診療室:5~8畳
耳鼻咽喉科の場合は、診療エリアを広く見渡せる環境を好む先生が多く、さらに診療まで行ってしまうことが特徴といえます。また先生の補助を行い、カルテを打込むスタッフ(コメディカル)が付くことも多いことから、スペースを広めに採るケースが多いです。
・診察、処置用椅子
・診療ユニット
・内視鏡タワー
・患者用ベッド

 

消毒コーナー(室):4畳~
多くの場合、診療室の奥や隣に配置されます。
・鼻鏡や鉗子などを含侵消毒するシンク(専用)

・ベッド
・オートクレーブ
・超音波洗浄機
・内視鏡保管スペース

 

ネブライザーコーナー:3.5畳~5.5畳
一体型のユニットよりも、卓上型のタイプを採用される先生が多いです。
・ネブライザー2~3人用(もしくは2,3台)
・人数分のスツール

 

聴力検査室:5畳~6畳
・オージオブース
・オージオメーター
・机、椅子
オージオブースのドアの向きや観察用窓の位置は決まっていることが多いので、配置や向きは十分に気を付ける必要があります。

 

X線室:1.5畳~2畳
専用のX線撮影装置を導入します。
・X線ユニット(1.5m×1.6m~)
近隣の病院に撮影を委託される先生もいらっしゃいます。

 

その他の医療機器・備品
診療方針に合わせて部屋やコーナーを設けます。
・点滴用処置ベッド(医療用カーテン併用)
・ティンパノメトリ(鼓膜検査機)
・DPOAE(音響反射)検査機器
・マイクロ波治療器 他

最後に、耳鼻咽喉科の面積の目安ですが、およそ60畳(30坪)からとお考え下さい。

病院開業の実例:アリス耳鼻咽喉科
ご検討の土地や区画にご不安がある場合でも、当社では先生の診療内容や条件をお聴きしたうえで、
ご要望を満たす提案を心がけております。例えばですが、面積が足りない場合は
スタッフの休憩室などを間取りから切り離し、別に借りてしまうなどの案もございます。
お悩みなどございましたら、どのような事でもお気軽にお問い合わせください。

 

 

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