【医療コラム】院内ネットワークのシステムについて

医療・介護に特化した総合ディベロップメントを行うKudoカンパニーです。
今回はお詳しいドクター様もいらっしゃると思いますが、

医院の建替えの際に必ず検討される、院内ネットワークについてお話します。

 

皆様のクリニック・病院でもここ数年IT化が進んでおり、長く診療を行われている医院でも、

電子カルテやオーダーリングのシステムを採用する例を数多く見るようになりました。

 

院内ネットワークの代表的なシステムとしては、

①レセプトコンピューター(レセコン)

②オーダーリングシステム

③電子カルテ(電カル)

の3つがあります。

 

①のレセプトコンピューター(レセコン)は、診察券とカルテとレジスタを連携させることで、

大変複雑だったレセプトの請求を、医師以外でも入力・管理ができるようにしたものです。

近年では薬剤の管理まで行えるなど、更に多機能なものも出てきています。

今では全国のクリニック・病院のほぼ100%が導入しているでしょう。

昭和の時代は、手書きで全ての診療報酬の会計を処理しておりました。

総合病院の事務長職の経験がある筆者もその一人ですが・・・

(その時代を知っている方には懐かしく思えますね)。

 

②オーダーリングシステムとは、「検査や処置、投薬等の医師の指示をパソコンに入力することで、

そのデータを関連部署に届けることが出来る」仕組みの事です。

診療の際は、採血やレントゲン検査を行ったり、傷の処置をしたり、お薬を出したりします。

これらは、レントゲン技師や看護師、薬剤師などが、医師の指示を受けて行います。

この指示の受渡しを、以前は「紙」に書いて、クラークさんに運んでもらってました。

オーダーリングシステムを入れると、この「紙」とクラークさんが持って行くという事がなくなり、

医師が机の上のパソコン上で指示を出し、それを各関連部署が素早く確認する事が出来るようになるのです。

元来レセプト管理の為のシステムでしたが、②オーダーリングシステムと①レセプトコンピューター(レセコン)を連携し、

(基本的に)データを入力することなく、会計金額を計算することが出来るようにもなります。

クリニックさんでも、検査等は検査会社とデーター通信で、検査結果がコンピュータ上で直ぐに分かるようになっております。

これに関してはもう、電話とかFAXが要りませんね?

 

③電子カルテは、「今まで紙のカルテに書いていたことを、パソコンで入力・管理出来るようにした仕組み」です。

一番の利点は、カルテ作成が省かれることで、5年保存義務のカルテ保管庫が必要なくなるということです。

ただ、医師法でいう5年間なので、どこを起点にという明示がされていないため、

ケースによっては5年以上になってしまう場合もあります。

紙でのカルテ管理の場合、そこは注意する必要がありますが、

電子カルテなら情報が電子化されてデータベースになりますので、その心配も不要になります。

 

特に総合病院の建替えの場合ですが、先生方の多くは、電カルまでは必要ないが、

薬や検査等の指示はレセコンに入れたいと思っていらっしゃいます。

その場合の結論は、「オーダーリングシステムを運用させてから、

段階的に電子カルテを稼働させた方がいいでしょう。」となります。

 

最期に予算について少々お話します。

既存の医院にレセコンとオーダーリングシステムを取り入れた場合、規模にもよりますが、

100床で1,500万円~2,000万円前後、電子カルテを含めると、約3,500万円~4,000万円の概算になると思われます。

このITシステムは、導入するソフトが拠点ごとに1セットとなるため、

例えば規模が2倍になったとしても、単純に2倍にはなりません

(あくまでも目安です。システム会社によっても大分開きがありますので、詳しくは当社へご相談ください)。

Kudoカンパニーは、このような疑問点にもお答えしながらプロジェクトのサポートを行っております。

医療・介護に関する無料相談、無料プレゼン、無料プランニングも引き続き実施しております。
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