プロローグ2. どうして、年を取るにつれて1年が短く感じるのでしょうか?
プロローグ2.
どうして年を取るにつれて1年が短く感じるのか?
令和4年になって、もうすでに1ヶ月が過ぎようとしています。
本当に早いですね・・・。
最近、さらに時間が過ぎるのが早くなった気がします・・・。
「若者よ、20代・30代なんてあっという間だよ」
聞きなれたセリフ、というより、気づけば私が言う側になっていた。
小学生や中学生の時、幼い時は時間が経つのが遅く感じたのに、大人になるにつれてなぜか時間が経つのを早く感じてしまう今日この頃。
これは、みんなが感じているはず。
「私だけ・・・?」
と不安だったかもしれませんが、違います。
これは、「ジャネの法則」と呼ばれる 心理法則 で全人類に当てはまる現象です。
「ジャネの法則」は、フランスの哲学者「ポール・ジャネ」によって発案された法則です。
「ジャネの法則」とは、
「主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる」
という法則の事です。
つまり、
年齢が若い人ほど1年の体感時間が長く、年を取るにつれて1年の体感時間が短くなっていく。
ということです。
また、「ジャネの法則」は、「時間の経過の早さ」は「年齢に比例して早くなる」と言われています。
例を挙げると、
・5歳の時の1年間=人生の中の1/5 の体感時間
・50歳の時の1年間=人生の中の 1/50 の体感時間
というような体感時間となるようです。
恐ろしい・・・。
過ぎて行く時間はどの年齢でもみな等しく365日、8,760時間なのに、体感時間は年齢によって変わるのです。
それも年を取るにつれて、体感時間が短くなっていく・・・。
どうして、年を取るにつれて、体感時間は短くなって行くのでしょうか?
人は経験したことが無いことを経験している時、時間が過ぎるのを長く感じます。
反対に、一度経験して慣れてしまうと、時間が気にならなくなり、時間がすぎるのをあっという間に感じてしまいます。
例えば、旅行の時を思い出してみて下さい。
旅行する時、行きはとても長く感じませんか?
飛行機の中、新幹線の中、車の中、どんな時でも行くときは長く感じます。
それに対して、帰りの時はどうでしょうか?
あっという間に感じませんか?
これは、行く時にすでに経験したことであり、慣れてしまっているからなんですね。
人生においても同じ事です。
年齢を重ねれば重ねるほど、新たな発見というのは、少なくなっていき、気づけば同じような時間を過ごしています。
起床⇒朝食⇒身支度⇒通勤⇒仕事⇒帰宅⇒お風呂⇒就寝⇒起床・・・・・・
こうやって同じことを繰り返しがちになるため、感じる時間も短くなってしまうのですね?
どうすれば、体感時間を長くすることが出来るのでしょうか?
基本的には、
「新しいことにチャレンジする」
しかありません。
経験したことを繰り返すことが原因で、体感時間が短くなっているのであれば、未経験な新しいことにチャレンジすればいいのです。
そうはいっても、なかなか踏み出せないし、不安になりますよね?
だから、
「どんな小さなことでもいいから、楽しみを作りなさい」
と言いたいです。
これは、本当にどんなことでもいいです。
・毎月1日は、旅行に行くようにする。
・月末は、外食するようにする。
小学生の時を思い出してみてください。
遠足の時、修学旅行の時、運動会の時、待ち遠しくなかったですか?
楽しみな予定が未来に立てられている時、人間は待ち遠しくて時間が過ぎるのを長く感じます。
本当に些細な楽しみでいいのです。
みなさん、人生の中で楽しみを作ってみませんか?
そうすれば、みなさんの人生の楽しみが増えるとともに、人生の中でのストレスも減っていくでしょう。
まとめ
プロローグ2は、いかがだったでしょうか。
人生の中でほんのちょっとの楽しみを作る。
そうすることで、みなさんの人生はよりいいものになっていくと思います。
もうすぐ、2月になりますが、体調にお気を付けください。
医療福祉転職紹介所
まずはご相談ください
Kudoカンパニーは、お客様の置かれた状況に合わせた柔軟な対応を得意としています。
まずはあなたのお悩みについてお聞かせください!
- 電話でのお問い合わせ 043-222-7231