【診療科目別】「眼科」の計画について

医療・介護に特化した総合ディベロップメントを行うKudoカンパニーです。

今回は、診療科目別に記事の「眼科」について書いていこうと思います。
今後のご参考になれば幸いです。

 

【各部屋の面積について】
眼科では検査のみの場合で30~60坪前後、手術を行う場合は70~100坪の面積が望ましいと考えます。
しかし、他の診療科目よりも検査機器の種類が多く、先生の診療スタイルや選択する設備によって
必要面積が変化していく場合もございます。
例えば、手術を行う場合、1日の手術数に応じた術後のリカバリー室のベッド、
リクライニングチェアーの数や医療機器を何台設置するかなどを十分に検討したうえで
目安の面積を見込むことをおすすめいたします。

 

診察室:5~6畳
カーテンや調光で完全暗室にできるように計画します。
・診察デスク
・患者様用椅子
・手荷物台
・眼科専用診察台(スリットランプ)
・備品棚
・視力スクリーニング検査後に診察することが多い事から視力検査室と隣接させるか、併用する場合もございます。

 

待合室:適宜
・以前紹介した消化器内科同様、最近はインターネットの普及と感染症リスク低減の観点から、
 予約制を採用しているクリニックが増えています。
 その場合の待合室はコンパクトになる傾向にあります。反対にソーシャルディスタンスを設けるために
 通常の1.5倍程度の広さを確保して、感染に考慮していることを患者様に周知する場合もあります。
・窓について、昨今の新型コロナウイルス感染症対策として、待合室の換気を当社では推奨しています。
 待合室には、大型の窓を設けて換気できるような設計をすることにより患者様に対しても
 対策していることを周知できます。
・テレビ(45インチ~)大型化、薄型化の傾向が著しく、更に値段もこなれてきていることから
 大きめを採用される先生が増えています。

 

処置室:4~7畳
・上下可動式の処置台又は椅子型の眼科処置台
・ERG検査器
・デスク、患者様用椅子(診察室とつながっている場合は不要の場合が多い)

 

検査室:15畳~30畳
導入予定の検査機器により必要面積に差が出ます。
・ノンコンタクトノメーター
・スペキュラマイクロスコープ
・オートレフケラトメーター(レフケラ)
・オートレンズメーター
・レンズセットPC台
・視力計(視力検査ゾーン)
 ※検査のスペースを節約できるスペースセービングチャートの採用が増えています。
・三次元眼底撮影(OCT)
・自動視野計
・眼底カメラ
・超音波検査
・lOLマスター(白内障検査機器)
・コンタクト用流し台
・レンズキャビネット
・検査待ちの患者様が多くなる場合に備え、適宜中待合用のソファや椅子を設置します。
・暗室検査スペースには、レイアウト変更に柔軟に対応できる遮光カーテンで区切られた
 ブースを設けることをお勧めします。

 

手術室を設ける場合:15畳~40畳
・眼科用手術台
・顕微鏡(床置き又は天吊り型)
・生体情報モニター
・天井モニター
・記録台
・白内障、硝子体手術装置(駆動用ボンベが必要)

 

消毒・手術準備室(手術室を設ける場合):6畳~15畳
・手洗い台
・駆動用ボンベ
・滅菌器
・オートクレーブ
・必要に応じ靴履き替えスペース

(手術室を設ける場合)

 

リカバリー室(個室):2~4畳
・ベッド、リクライニングチェアー
・手術患者様用ロッカー
・テレビ(術後説明などに行うモニター)
・回復室を設けず処置室の診察台にご案内するクリニックもあります。

 

以上面積の目安を申し上げましたが、当社では先生の診療内容や条件に柔軟に対応し、
開業や建替えのベストな提案を心がけております。
お悩みなどございましたら、どのような事でもお気軽にお問い合わせください。

 

 

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