プロローグNo11.落ち込んだ人を立ち直らせる方法をお教えしましょう!
プロローグ11.もし、落ち込んだら、早く立ち直らせましょう
あなたは、日常生活の中で、最近落ち込むことがありましたか?
・仕事で失敗してしまった
・誰かに嫌われてしまった
・彼女や妻とけんかしてしまった
・無駄にお金や時間を浪費してしまった・・・。
などなど日常生活の中で、感情の起伏は起こるものです。
そんな落ち込んでしまった時に、自分なりの対処法を持っていますか?
もし、お持ちでないようでしたら、このまま先をお読みください。
落ち込んだ気分を立ち直らせる2つの方法
・ シチュエーション・セレクション
・ 筆記開示法(エクスプレッシブ・ライティング)
という2つの気分を立ち直らせる方法をご紹介します。
どちらも簡単にできるので、是非お読みいただき、試してみてください。
「シチュエーション・セレクション」とは?
嫌なことがあったら、楽しいこと・好きなことを計画する」という単純なテクニックです。
「えええ、それだけ?」
と思うかもしれませんが、実際にイギリスの大学「シェフィールド大学」で行われた実験で効果は立証済みです。
シェフィールド大学の研究では、ネガティブな感情に強い人、立ち直る人が早い人は、どんな特徴があるのか調べました。
実験では、301人の男女を対象に、「シチュエーション・セレクションを普段から使っているか?」ということをチェック。そのうえで、ネガティブな感情との相関関係を調べました。
すると、普段から「シチュエーション・セレクション」という行動を行っている人は、ネガティブな感情に強くなり、立ち直るのが早いということがわかりました。
本当に簡単なテクニックではありますが、落ち込んでいると、そのことばっかり考えてしまいがちなんですよね。
でもそうではなく、自分にとって楽しいこと・好きなことをして気分転換してみるのが大事です。
「旅行に行く」のような大きいものでなくても、「週末にスイーツを食べる」「自分の好きな番組を好きなだけ見る」といったものでも大丈夫です。
本当に些細なことでいいので、「シチュエーション・セレクション」を使って、自分の好きなことをやるようにしてみてく
ださい。
筆記開示法(エクスプレッシブ・ライティング)
「筆記開示法(エクスプレッシブ・ライティング)も名前は難しそうですが、やり方は簡単です。
今自分が抱えているネガティブな感情やストレスを紙などに、1日20分程度紙に書き出すだけです。
たったこれだけで、ネガティブな感情を減らすことが出来るようです。
この筆記開示法は、アメリカの社会心理学者であるジェームズ・ペネベーガーらが、1980年代に生み出しました。
この「筆記開示法」をやることで、うつ病と診断された人のうつ症状の軽減に効果的であったり、通院の回数が大幅に
減少したようです。
1日20分は、大変かも知れませんが、1日10分でもいいので、継続的に行ってみてください。
自分の感情を吐き出すだけで、気分が大きく変わることを実感できますよ。
まとめ
いかがでしたか?
・落ち込んでいる時ほど楽しい予定を立てる
・今の自分の感情を書き出してみる
こちらは、誰でもできる簡単なものですが、本当に効果があります。
私もメンタルが弱く、小さなことでも気にしてしまう性格は、いくつになっても治りません。
でも、筆記開示法で紙に書きだすことを続けているおかげで、何とか保てている部分もありますし、あなたも是非やっ てみてください。
きっと、これまで以上に早く立ち直ることが出来ると思います。
では、また来週!!!
PS
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