さくら泌尿器科クリニック

事業背景

病院開業の実例:さくら泌尿器科クリニック
千葉県佐倉市のサービス付き高齢者向け住宅「プチモンドさくら」の1Fは、誰もが自由に利用できる医療モールとなっており、さくら泌尿器科クリニックは、その医療テナントとして計画されました。院長先生は泌尿器科専門医として、主に急性期病院でER患者を担当され、手術の腕をふるってこられた先生ですが、大病院にありがちだという方針が決められた診療より、もっと地域に密着した医療を行いたいとの思いから開業を決意されました。

課題

  • 泌尿器科は、その診療内容から入りにくい印象があることから、親しみやすく入りやすいイメージとしたい。
  • 限られたスペースに16列マルチスライスCTを導入したい。

提案

  • 病院開業の実例:さくら泌尿器科クリニック
    院長先生が要望されたことは、とにかく「親しみやすさ」。内装についても、カジュアルさを意識して色味をナチュラルなアースカラーとしています。エントランスをくぐると広々とした待合室が出迎え、患者さまの緊張を軽減させています。その他2ヶ所の検尿対応ユニバーサルトイレや、CT・X線室へのアプローチなど、車椅子でも動きやすいように気を配りました。
  • 病院開業の実例:さくら泌尿器科クリニック
    X線やCT検査において、高齢者をはじめとする被験者への配慮のため、16列CTの導入は譲れない条件でした。
    事前にCTの搬入サイズや重量等を鑑みた計画とし、これに対応しています。
  • 病院開業の実例:さくら泌尿器科クリニック
    ロゴタイプは、患者さまに優しい印象を与えるため、明朝体の字体に桜をあしらいました。
効果
開業当初こそ穏やかな出だしでしたが、もともとの診療圏が泌尿器科に好適であったことに加え、往診や訪問を積極的に行う院長の姿勢が地域に根付くのに、そう時間はかかりませんでした。今では多くの患者さまから信頼を得て、再来や紹介が増え続けています。
地域にとって、プチモンドさくらにとって欠かせない存在です。
江越賢一 先生
さくら泌尿器科クリニック
江越賢一 先生
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    先生がご希望されていた桜の時期にめでたく開院されましたが、現在の心境をお聞かせください。
    勤務医時代と比べると家族との時間など、自由な時間を得るとともに、責任感というものが何倍にも大きくなりました。
  • 今回、プチモンドメディカルに開業を依頼された理由は何だったのでしょうか?
    元々は開業自体考えていなかったのですが、6年程前からお付き合いのあるKudoカンパニーの社長さんから何度もお誘いがあり、Kudoカンパニーさんに任せてみようかと思い、開業する決断をしました。
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    プチモンドさくら内にクリニックを開業する決断したきっかけがあればお聞かせください。
    やはり一番の理由は建物です。クリニックモールらしくないクリニックモールの外観を大変気に入りました。
  • ご検討の間、不安や悩み、課題はございましたか?
    Kudoカンパニーさんの全面的なサポートもあり、不安は全くありませんでした。
  • ありがとうございます。では、新規開業に際し、心掛けたことや重要視したものはありますか?
    曖昧な診療は避けたかったこともあり、16列式のCT装置を導入しました。
  • クリニックにCT装置があると心強いですね。開業までの間には様々な出来事があったと思いますが、その中で一番印象に残っている出来事を教えてください。
    やはり、人事関係です。これから共に働いていくスタッフを面接したことが今回の開業準備の中で今でも印象に残っています。
  • その他に予想外に大変だった、苦労したという点はありましたか?
    医療機器の購入や銀行融資のときに、様々なメーカーや業者とのやりとりが予想外に大変でした。契約や見積りの確認など、何度も何度も打合せを交わしました。
  • 連日に及ぶ打ち合わせ、本当にお疲れ様でした。それらの出来事を経て、こうして無事に開業されましたが、完成したクリニックを初めてご覧になった時の感想を教えてください。
    一言で非常にキレイ。ひとめぼれ致しました。
  • そう言って頂けてとても嬉しいです。さて、今後の話となりますが、先生が目指す理想の地域医療について聞かせてください。
    診察や処置も大切ですが、患者様一人一人とよく対話することを心掛けています。これからは在宅医療にも力を入れて行きたいです。
  • 最後に、開業を考えているドクターにアドバイスをお願いします。
    協力企業選びは大切です。Kudoカンパニーさんのように、きっと開業医のことを第一に考えてくれるパートナー企業がいます。素敵なパートナー企業を見つけて下さい。
  • お忙しい中、お付き合いいただきありがとうございました!
短い取材でしたが、江越先生のこれからの医療に取り組む考えが伝われば幸いです。
江越先生が院長をつとめる「さくら泌尿器科クリニック」のホームページもぜひご覧ください。
(取材日:2016年5月17日) http://sakura-uro.com/
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