つる こどもクリニック

事業背景

病院開業の実例:つる こどもクリニック
市立病院の小児科にて副部長を勤めているドクターより、小児科を開業したいという話をいただきました。当時勤められていた市立病院は月に数回当直があり、今後の体力的な不安もさることながら、地域に密着した医療を行いたいとの想いから開業を決意されました。ご自身が住まわれ、子育てをされてきた松戸市に愛着を持たれており、まずは先生の希望条件に沿う物件を探すことからプロジェクトがスタートしました。

課題

  • 松戸市内の駅から徒歩圏内の土地を新たに取得し、開業したい。
  • 存在感のある建物としつつ、患者さん(お子さん)がリラックスできるクリニックとしたい。

提案

  • 病院開業の実例:つる こどもクリニック
    診療圏や駅からのアクセスを鑑みながら候補地の提案を不動産部より数件行いました。
    結果、松戸駅より徒歩10分ほどの住宅街に決定しました。更に隣地には調剤薬局を設ける計画とし、互いに連動しながらの運用を前提に計画を進めました。
  • 病院開業の実例:つる こどもクリニック
    周囲の住宅街に埋没しないよう、外観は青い三角屋根が特徴の覚えられやすい建物として提案しました。隣地の調剤薬局の意匠もクリニックに合わせることで、より大きな存在感を出しています。内装は温かみのある木調を基調とし、待合室を吹抜け空間として開放感を出しました。また院長先生より絵本をたくさん並べたいとの意見をいただいたことから、受付カウンターの腰や窓際に、絵本を立て掛けるスペースを設けました。
  • 病院開業の実例:つる こどもクリニック
    院長先生の愛犬である、トイプードルを図案化した親しみやすいシンボルマーク。
効果
オープン以前から周囲の前評判がとても良く、当社が全面協力した内覧会も大盛況でした。その後も順調に患者さまが増え続け、すぐに地域でも評判の小児科になりました。
特徴ある青い三角屋根の建物は、狙い通り子どもたちの覚えが良く、クリニックの知名度向上に一役買っています。建物前にはシンボルツリーとしてモミの木が植えられました。
院内の随所には、院長先生のお子様が描いた動物の絵がかかり、ますます居心地の良い雰囲気になりました。
津留智彦先生
つるこどもクリニック
津留智彦先生
  • 写真
    この度は開院おめでとうございます。
    先生の想いが詰まったクリニックが無事オープンしましたが、改めて開業した心境をお聞かせください。
    元々勤務医の頃から患者さんとは近い距離で接することを心掛けていましたが、開業した現在の方がより近く接することが出来るようになったと感じます。
  • 今回、開業するにあたって何かきっかけがございましたか?
    勤務医時代の「夜勤勤務がずっと続くのかと思うと長くはやっていけない」と思ったことが、開業を考えるきっかけになりました。
  • 写真
    外観から内装まで北欧風のデザインで統一されたクリニックですが、特に心掛けたことや重要視したものはありますか?
    こだわりは、患者さんがリラックス出来る空間作りです。
    待合室の天井を高くすることで、空間が広がり、患者さんがリラックス出来る空間になると考えました。
    また、絵本などをたくさん置き、温かみのある空間で患者さんを迎え入ることもこだわりのひとつです。
  • 確かに、開放感があり、とても気持ちの良い空間だと感じました。
    一方でご検討の間、不安も少なからずあったと思います。最も悩んでいたことは何でしょうか?
    スタッフの募集です。
    これから共につるこどもクリニックを作り上げていく仲間になるので、一番気を遣いました。
  • 開業までの期間は連日連夜さぞ大変だったかと思いますが、その中で印象に残っている出来事があれば教えてください。
    内覧会はたくさんの方々に来て頂いたので、非常に嬉しく印象に残っています。
    そんな内覧会ももちろんですが、開業前にKudoカンパニーさんと一緒に行った近隣施設(保育園や子育て支援センターなど)へのあいさつ周りも大変印象に残っております。
  • 写真
    暑い中のあいさつ周りは大変でしたね。私たちも大変印象深い出来事です。
    その経験を経てこうして無事に開業されましたが、完成したクリニックを初めてご覧になった時の感想を教えてください。
    これからずっとここで働くのだと思うと非常にワクワクしましたし、大変嬉しかったです。
  • では、そんな意欲溢れる先生が理想とする今後の小児科・クリニックについて聞かせてください。
    お子さんだけでなく保護者の方の不安も取り除き、なるべく笑顔で帰って頂きたいといつも思っています。
  • 私たちも陰ながらお手伝い出来ればと思います。
    最後に、開業を志しているドクターへメッセージをお願いします。
    開業に際して、決め事などが多く、大変な事もたくさんありますが、自分のやりたい様にやれることが楽しいですし、それが開業の魅力だと思います。
  • 開業早々お忙しい中お話しいただき、ありがとうございました!
津留先生の小児科医としての熱い想いが伝わったでしょうか。
津留先生が院長をつとめる「つるこどもクリニック」のホームページもぜひご覧ください。
(取材日:2016年5月31日) http://www.tsuru-kodomo.com/
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