【お役立ちコラム】感染症を考慮した院内床材について

医療・介護に特化した総合ディベロップメントを行うKudoカンパニーです。

いつも当ホームページをご覧いただき、まことにありがとうございます。

 

今回は、医院の建替えや開業、改修を行う際に欠かせない内装の中で、床材についてお話します。

 

医療施設の床で、大事なこととは何でしょうか。

プロジェクトの内容にもよりますが、当社がまず重視していることは、

1耐久性、2掃除のしやすさ、3経済性です。

加えて昨今配慮にかかせないものに「感染症対策」があります。

以下当社の視点を交え、概要ですが種類と特徴を示します。

 

まず床材の原料ですが、ここでは2種に大別します。

・自然素材由来:フローリング、石材、コンクリート、焼き物のタイルなど。

・高分子材料由来:塩化ビニール系タイルやシート、アクリルカーペットなど。

 

・自然素材由来の床材

長所は何といっても高級感が出ることです。1つ1つ表情が違い風合いが豊かです。

見た目だけではありません。歩いた時の音や感触、響き方も違います。

それと引き換えに、価格は高くなる傾向にあります。施工の際にも、多くの場合技術や時間がかかります。

また適切な手入れが必須であり、結果としてメンテナンスコストもかかりがちです。

 

・高分子材料由来の床材

石油などから生成された高分子化合物(プラスチックやゴム)のことを指します。

長所は安価で品質が安定していることと、機能面に優れていることです。

短所は、工業製品ゆえに画一的で品質感に劣る点ですが、近年著しく向上している印象です。

その中で当社は、「長尺塩ビシート」という種類の床材を多くご提案しています。

 

長尺塩ビシートは、冒頭で申し上げた条件を高いバランスで満たします。

1「耐久性」

不特定多数の患者様やスタッフが目まぐるしく動く環境で、経験から申しますと

10年前後使い続けても問題ありません。

 

2「掃除のしやすさ」

この素材はロールカーペットを並べたような貼り方で、

その継ぎ目は溶接され塞がれます。つまり継ぎ目がなくなるので水などが浸み込みにくく、

衛生さを保ちやすいです。また近年は「ノンワックス処理」が施されたものが

主流になっており、定期的なワックスがけも不要になっています。

3「経済性」

床材の中でも特に費用対効果に優れています。

 

最近はプリント技術が進み、見ただけでは天然素材と見分けがつかないものもあります。

当社は建物や内装の意匠性も重要視しておりますが、特に人が長く滞留する場所に使うと空間が豊かになります。

 

また感染症の対策として、抗菌・抗ウイルス性を持たせた建材が注目されています。

SIAA(抗菌製品技術協議会)」という団体の認可を得た建材であれば一定以上の効果が望めるため、

今後はSIAAに加入したうえで認定をとった製品が優先的に選ばれるようになるかもしれません。

SIAAとは│SIAA(抗菌製品技術協議会)は、抗菌/防カビに関するマークを認証している業界団体です。 (kohkin.net)

このSIAAに加入していない企業の建材でも、抗菌・抗ウイルス性能を付与したものが増えてきています。

当社も、これら抗菌・抗ウイルス機能が備わった建材を優先的にご提案しています。

 

医院の建替えや開業、改修を行う際には、多くの場合診療など普段の業務をこなしながらの計画となります。

当社はドクターや経営者様のお悩みや想いを理解・共有したうえで、事業の計画から上記のような細かな提案やアドバイスまで、幅広い見識でプロジェクトを全面サポートいたします。

 

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